みなさんこんにちは、イナリです。
メルカリでもTwitterでも、初めてお取引をする時って緊張しますよね。
特にお取引ではいろんな専門用語(?)が飛び交うので、
「え、これってどういう意味?」
「これって、こういう意味であってる?」
なんて思うことも多いのではないでしょうか。
今回は、
・お取引が初めてで用語がよくわからなくて不安
・用語の理解の仕方があってるか自信がない
という方に向けた記事になっております。
メルカリやTwitterでお取引をはじめる際の参考になればうれしいです。
それではいってみましょう。
梱包に関する用語
「チャック付き袋」と「OPP袋」
ただの袋の種類の名前ですが、この二種類は結構明確に区別されていいて、
界隈によっても使う人の割合が変わるので覚えておいたほうがいい用語です。
チャック付き袋はいわゆるジップロック。
OPP袋は透明の包装によく使われているビニール袋です。
(OPP袋には、上が空いているものとシールがついているものがありますが、みんなシールタイプの方をよく使う印象です。)
缶バッジやアクスタを最初に入れる汚れや傷防止のための袋としてつかったり、プチプチを巻いたあとや段ボール等で補強した後の水濡れ防止につかったりします。
しかし、じつは、水濡れ防止にチャック付きを使うのを嫌う方も多いです。
「水濡れ防止にチャック付き袋はやめてください」と書いている人もちらほらいらっしゃるので使用前は自分が使おうとしている袋がどんなタイプなのか確認して、行き違いがないようにしましょう!
ちなみに紙類の場合ポストカードくらいのサイズまでは補強する前にスリーブ又はOPPに入れてることがほとんどですが、それ以上のサイズだと、あまり適当な袋もないので、もらってすぐ硬質ケースに入れて汚れ防止兼補強しているケースが多い気がします。
参考までに。
「折れ曲がり防止」
「折れ曲がり防止の上発送」って書いてあったり、
「折れ曲がり防止お願いします」と言われたりすることがあるかと思います。
折れ曲がり防止はだいたい、硬質ケースに入れる又は段ボールシートで両面を補強することを指します。
(補強用に薄めの段ボールが百均に売ってます。普通に段ボール切ってもいいんですけど切りにくいので買っとくと便利)
片面だと不十分と思う方が多いですし、アニメ系のグッズに限らず、ポケカなどのトレカも大体両面補強です。
片面でいいかな~と思って片面だけ補強していたら、「なんで両面補強してくれてないんだろう?」と思われてトラブルになったり、評価を下げられたりする可能性があります。
折れ曲り防止はだいたいどの程度の強度を刺すのかは覚えておいた方がよいでしょう。
「水濡れ防止」
先ほどのチャック付き袋やoppの話の延長になります。
水濡れ防止とは、プチプチ巻きや補強の後、水に濡れないように再度袋に入れることです。
OPPかチャック付き袋が使えますが、先ほどお話したとおり、
チャック付き袋については、しっかり口が閉まっていないと水濡れにならないため、水濡れ防止に使うのは嫌だなあと思っておられる方も多いです。
トラブルをより回避したい場合はOPPを使っておけば間違いないと思いますが、チャック付きはごみも出なくて便利なのも事実。
そっちを使いたいなあという場合は、一言明記したリ、お相手がチャック付きをNGにしていないか確認した上で、しっかり口を閉じて使うと良いかと思います。
発送に関する用語
「普通郵便」「スマートレター」「特定記録」「簡易書留」
それぞれ、郵便を送る際の種類の名前です。
メルカリであれば出品時に発送方法を選びますし、Twitterのお取引でも、普通郵便にて発送します、等事前に伝えることがほとんどですので、
どんな郵便の発送方法があるのか、それぞれの言葉がどんな発送方法をさすのか、覚えておいた方が便利。
今回はお取引によくでてくる、「普通郵便」「スマートレター」「特定記録」「簡易書留」の4つのワードについて詳しく書いていきます。
とは言え、くどくど文字だけで説明するのもわかりにくいかと思いますので、まず最初にその4つも含め、よく使う郵便の発送方法をざっくり表にまとめてみました。
発送方法 | 料金 | 追跡 | 補償 | 備考 |
普通郵便 | 84円~1,350円 | × | × | 送料は重さやサイズによるけど、300円を超えるならレターパックを検討してもいいかも。 |
スマートレター | 180円一律 | × | × | 専用封筒で厚さ2㎝、重さ1㎏以内。速達や書留のオプションはつけられない。 |
特定記録 | 普通郵便の送料+160円 | 〇 | × | 発送した記録が残り、ネットで追跡できます。 |
簡易書留 | 普通郵便の送料+320円 | 〇 | 〇 | 上記に加え、損害要償額5万円までつきます。 |
レターパック(青) | 370円 | 〇 | × | 専用封筒を使用。ポスト受け取り。厚みは3cmまで、重さは4㎏までOK。 |
レターパック(赤) | 520円 | 〇 | × | 専用封筒を使用。相手に手渡しされる。厚みの制限なしで4㎏までOK。 |
見ていただければわかる通り、それぞれにメリットデメリットがありますが、ポイントは追跡と保障の有無です。
それでは「普通郵便」「スマートレター」「特定記録」「簡易書留」について、追跡の有無等に焦点を当てながら、表に基づいて説明していきます。
普通郵便はその名の通り切手を貼るだけの普通の発送方法です。
スマートレターも、専用の厚手の封筒をつかうこと、そして厚みや重さが規定いないであれば一律180円という点以外は普通郵便と同じ扱いです。
特定記録と簡易書留は追跡が可能です。これは、それ用に封筒がある、とかではなくて、普通郵便に追加料金を払って利用するサービスになります。
窓口で、簡易書留でお願いします、特定記録でお願いします、といえば追跡用の番号等を発行してくれて追跡が可能になります。
特定記録と簡易書留の違いは、補償の有無と、手渡しかどうかです。
特定記録は追跡のみ&ポスト投函、簡易書留は追跡+5万円までの補償あり&手渡しとなっています。
普通郵便やスマートレターは、追跡がないので、万が一、届かない!となっても、今その郵便物がどこあるのか、本当に届いていないのかを調べるのが困難です。
また、発送した!という証拠ものこらないので、「本当に発送しましたか?」と疑われても示せる証拠がありません。
メルカリでは、出品者のミス以外でなにか郵送時トラブルが発生した際に、メルカリ事務局にもサポートしてもらいやすくなるので、追跡できる方法をとるのがオススメです。
(とはいえ、かなり安い価格でないと買ってもらうことが難しい場合等は、普通郵便しか無理!って場合もあるとは思うので、その場合は仕方ないかなと思います。)
Twitterでは普通郵便を利用した取引が多いです。(というかほとんど?)
これは、おそらく、件数が多くていちいち特定記録にするのが大変だったり、高くついてしまったりするからだと思います。
追跡できればより安心ではありますが、双方が普通郵便希望であれば、リスクの負担も平等なので、普通郵便で問題ないか思います。
逆に、相手が追跡を付けている場合は、こちらもそれに応じた方がリスク負担がフェアかなと思いますので、その時その時でお相手と相談しましょう。
「郵便局持ち込み」
そのままですが、切手を貼ってポストに投函せずに、郵便局の窓口に荷物を持ち込んで発送することです。
自分で大体重さや厚みを払って、「これくらいかな」と切手を貼って発送しても、その測り方などが間違っていて料金不足でこちらにもどってきてしまうことがあります。
そういったトラブルを防ぐため、メルカリでもTwitterのお取引でも、郵便で送る際は郵便局へ持ち込むことがほとんどです。
取引時、郵便持ち込みで言われない場合でも、原則郵便窓口に持ち込みだと思った方がよいですよ!
気を付けましょう。
「局留め」
局留めというサービスを使ったことがある人は少ないかも知れませんが、 郵便局宛に郵便物を送ってもらい、その郵便局に郵便物をもらいに行く、という受け取り方のことです。
家を開けることが多かったり、同居人には受け取ってほしくなかったり、そんな時便利な受け取り方法です。
もしお願いされても、送る側にそんなに難しい手間はなく、受取手の名前や住所に加え、相手が受け取りを希望している郵便局の名前を記載して送るだけでOK。
たまにTwitterのお取引で希望される方がいらっしゃる印象なので、局留めでお願いします、と言われた時に、「局留め???」とらないようにこういうサービスがあるということを、知っておいた方がいいかもしれません。
ちなみにメルカリで局留めは禁止ですのでご注意を!!
→【ガイドライン】
その他の用語
「お別れはブロ解で」(Twitter)
ブロ解ってよく見かけるワードですが、最初は、「ブロ解?」となりますよね。
「ブロ解」は、ブロックしてすぐにそれを解除することを言います。
ですので、「お別れはブロ解」で、というのは
<お取引のために一旦フォローしたけど、 お取引後、フォローをはずしたいな、というときは、ブロック→解除という方法でお願いしますね。>
ということになります。
このブロ解。何がいいかというと、こちらがブロックしてすぐ解除することで、相互にフォローが外れるんです。
こちらがフォローを外すだけだと相手はこちらをフォローしたままの状態になってしまうのですが、ブロ解の場合、どちらかがそれをすれば、相互にフォローしていない状態に戻れるので、気まずさなくお別れができ、次回取引をすることがあっても、お互いフォローする、というフェアなところからスタートできます。
やり方はブロックしてすぐブロックを解除するそれだけなので難しいことは一切ありません。
ブロ解は、お互いフォローをリセットできる一番優しいお別れ方法なので覚えておおきましょう。
「プロカ」「ツイフィ」
「プロカ」はプロフィールカード、「ツイフィ」は「ツイフィール」の略称です。
いずれもTwitter用にプロフィールを詳しく作成できるサービスで、作成すれば、そのリンクをTwitterそのもののプロフィール欄(ウェブサイトを記入する欄)に表示させることができます。
(ちなみに「プロカ」と「ツイフィ」の違いは、運営している会社です。使い勝手はほぼ同じだと思います。)
Twitterのプロフィール欄は小さいので、お取引に関して事前に伝えたいこと(梱包方法や発送方法についての詳細自分の集めているグッズについて等)、自分の推しているコンテンツについて全部書くのは難しいのですが、こうしたサービスを使うことで、伝えたいことをわかりやすく記載することができます。
特に、お取引に関しては個人間のやり取りになるため、トラブル回避のために、取引に関する条件やスタンスを細かく記載したいという方が多く、「プロカ」「ツイフィ」を利用している方が多いです。
そのようなわけで、「プロカ」「ツイフィ」には取引に関する大切なことが記載されていますので、「プロカ(ツイフィ)必読」と書かれている場合はもちろん、トラブル回避のためにも、お取引のお相手がプロカやツイフィを作っておられる場合は、一読されることをオススメします。
「既読印」
主にTwitterお取引に使われます。
前述の「プロカ」「ツイフィ」の続きのような話になりますが、<お取引初回は、トラブル防止のため、プロカを読んでください>と書いている方が多いです。
そして、ちゃんと読んでくれない人より、ちゃんと読んでくれた人と取引きしたい!とみんな思っています。
なので、プロフィールの中で、
「ここまで読んで下さった方は、読んだことがわかるように、お声がけのとき、こんな絵文字をこんなところにつけてください」、といった感じの指示を書いておられる方が多いです。
そしてその読んだよ、というサインのことを、既読印と言い、既読印をちゃんとつけていないと、お声がけしてもお返事がしてもらえない場合があります。
先ほどから述べている通り、Twitterはメルカリ等と違って完全個人間のやりとりになるので、プロフカードにきっちり取引きに当たっての注意点や自分のスタンスを書いておられることがおおく、既読印は、その内容を了承したよ、と合図になります。
双方気持ちよく取引するためにも、プロカやツイフィがある場合はきちんと読むようにしましょう。
(ちなみに、メルカリのプロフィールで既読印までするのはやりすぎかなと私は思っています。)
おわりに
いかがでしたでしょうか。
メルカリやTwitterでのお取引は、オタ活には必要不可欠。
ですが、取引では些細な行き違いがトラブルの元になります。言葉の解釈違いがないよう気を付けつつ、積極的にお取引していきましょう!
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